6月のDD cafe は、銀座のレストラン KAIRADAで群馬県の食材をテーマとして開催します。
→ セミナーの詳細
×: だいこん ×: ほうれん草 〇: カーボロネロ
*************************************************************************************
正解は右の写真。これはカーボロネロ。キャベツの仲間です。
葉の表面はちりめん状で別名黒キャベツと呼ばれています。
濃緑色でトスカーナ地方の特産品種。最近は日本でも作られています。
キャベツといえば、まあるい球になっている(結球といいます)のが
普通ですが、黒キャベツのように結球しない品種もあります。
ところで、結球したキャベツの葉を一枚ずつ剥がしていくと、
キャベツの葉は少しずつ違う場所についているような気がしますよね。
今回は、キャベツの葉のつき方について調べてみました。
キャベツを上から見るとこんな感じです。
外側から一枚ずつ葉を外していくと、
ちょっと分かりにくいので、模式図にすると、
一枚ずつ葉を剥がして同心円上に置いていくと
この図のように 216°ずつずれていきます。
なので、6枚目でちょうど2周します。
このような葉のつき方を 2/5葉序と言い、
キャベツを上から見るとなんとなく五角形に
見えるのは、このことを反映しています。
本当にそうなっているのか、一度試してくださいね。
こちらに動画があります。 → キャベツの葉のつき方
葉のつき方が、右回りか左回りかを調べた人がいます。
その結果によれば、右回りと左回りは半分半分くらいだ
そうです。右回りになるのか左回りになるのかは、
日当たりでも、遺伝でも、植えたときの種の置き方でも
ないそうです。
出典: https://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/4-5.html