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ガレット・デ・ロワと「豆」

ベジフル・インフォ

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2015年4月のDD cafe は、日本橋浜町のイタリア料理店「AL PONTE」で豆をテーマとして、
「野菜がおいしくなる秘密 第4回」と題したセミナーを開催します。

→ セミナーの詳細

正解は 「そら豆」。
フェーヴ(fève)はフランス語でそら豆のこと。昔は乾燥したそら豆を入れたそうですが、
今では陶器製や金属性の飾りがフェーヴとして使われています。

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名称未設定-1.jpgそら豆.jpgひよこ豆.jpg

   ×いんげん             そら豆           ×ひよこ豆

東方から3人の王様(博士とも言われる)が、星に導かれてベツレヘムにたどり着き、キリストに贈り物を贈って誕生を
祝った日が公現祭(エピファニー)。このとき食べるのがガレット・デ・ロワです。「ガレット(galette)」とは円形のお菓子、
「ロワ(roi)」とは王様のこと。つまり「ガレット・デ・ロワ(galette des Rois)」は「王様のケーキ」という意味になります。

エピファニーは1月6日。ガレット・デ・ロワは、正式には1月8日に食べることになっているそうですが、
フランス人たちは食べる日にちにはこだわっていないように見えます。

家族が集まった中で一番小さい子供をテーブルの近くに呼び、目隠しをさせて大人の誰かが切り分け、この子供に
誰に配るかを指名させます。そして、昔は毎週末家族が集まって食事をするのが常であったので、フェーヴが
当たった者は次の週末の会食の際にガレット・デ・ロワを自作するか購入して皆に供したそうです。
王冠を手にした者は、この者が男性であった場合は女王を、女性であった場合は王を家族の中から選ぶ決まりです。
家族で楽しむ場合は、子供を喜ばせるため、しばしばこの女王か王は子供が選ばれるそうです。



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出典: http://www.bourgognissimo.com/Bourgogne/1ARTL/BR_040.htm