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天然のエノキダケって?

ベジフル・インフォ

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初秋の福島食材を使ったイベントを初台のフランス料理店「レストラン アニス」で行います。
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右端がエノキダケ
かなり難問だったかもしれません。
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右端の写真は天然のエノキダケ
エノキ、カキ、コナラ、クワ、ポプラ、ヤナギなどの広葉樹の枯れ木や切り株に寄生する木材腐朽菌。
子実体の発生時期は気温の低い季節であり、晩秋から初春にかけて、雪の中からでも発生します。
かさは直径2 - 8 cmで中央が栗色あるいは黄褐色で周辺ほど色が薄くなり、かさのふちは
薄い黄色またはクリーム色です。かさの表面はなめらかで強いぬめりと光沢があります。

売られているエノキタケのほとんどは光を当てずに栽培したものです。栽培を続けると、だんだん
味や香りが薄くなるので、時々、天然のエノキダケと交配しているとのことです

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菌類は光が要らないと思われがちであり、実際、光合成は行なわず、
成長そのものには不必要ですが、多くの菌類は子実体や胞子形成に
おいて光の影響を受けます。光のあるところに出て胞子を作る方が
胞子を広く飛ばせる可能性が高いため、光を求める性質を持っている
のです。従って、光のない場所で子実体形成を行なわせれば、
光を求め、もやしのように細長く頼りない姿になります。エノキタケも
光のある場所では、柄が短くしっかりした傘を持つ姿になります。




左端は「ナメコ」
秋、(冷夏の年は梅雨ごろにも発生)ブナやナラなどの枯れ木や切り株などに群生します。湿時は
おびただしいゼラチン質の粘性物質のムチンが分泌しており、ナメタケ、ヌメリタケと呼ぶ地域もある。
茶褐色の傘と白色又は茶色の茎、ゼラチン質で茶色のひだを持ちます。天然のものと人工栽培の
ものがあり、最近は人工栽培が多い。食用で味噌汁やそばの具、おひたし、炒め物をはじめとして、
料理に多用される。傘の開ききっていない小さなものはツルツルとした喉越しが楽しめます。

真ん中は「ナラタケ」
晩春、晩秋に広葉樹の枯木や生木から発生します。傘は黄色で饅頭型から中高扁平型。
周辺に条線があり、ささくれは少ない。ひだはやや疎で垂生し、若いものは白いが、成熟すると褐色。
つばは膜質。肉は白色で少し甘みや渋みがあります。柄は傘と同じ色で中実。つばの上に条線が
あります。優れた食菌として知られ、特に東日本では広く親しまれています。ただし、種や系統に
よっては生あるいは加熱しても消化不良などの中毒を起こすことがあります。また、新鮮でないものも
食べない方がよいと言われています。人工栽培はされていません。

引用: ウィキペディア(エノキダケ、ナメコ、ナラタケ)